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山形県白鷹町畔藤地区の「岡の台」と呼ばれる一帯で栽培されている岡の台ごんぼ。 ごぼうの育成に不向きな硬い粘土質の土砂の中で育つ岡の台ごんぼは太く短く、身はキュッとしまり繊維質がきめ細かいのが特徴です。 しかし、収穫作業が重労働な岡の台ごんぼ一時途絶え、10年ほど前に栽培が再開されましたが、今でも約7名しか栽培しておらず絶滅の危機にあります。 そんな岡の台ごんぼに目をつけたのが山辺町にあるヤマキチの女将、庄司良子さん。 在来野菜を大事にしていきたいとの思いから〈岡の台ごんぼの肉詰め〉が生まれました。 【材料】 岡の台ごんぼ ……………….……….. 1本 合い挽き肉 …………………….…..… 適宜 玉ねぎ ………………………………….. 1個 卵 ………………………………………... 1個 砂糖 …………………………….… 大さじ2 しょうゆ …………………. おたま2杯分 塩 ……………………………………….. 少々 こしょう ……………………………… 少々 みりん …………………….. おたま1杯分 酒 …………………………… おたま2杯分 水 ………………… ごぼうが浸るくらい 【作り方】 ①岡の台ごんぼをタワシなどを使いよく洗う。 ②①の両端を切り落とし、10cmくらいの長さに切り分ける。 ③ ②を外側から7〜8mm残した状態で真ん中をくり抜き、再度洗う。 ④くり抜いた際に出たごぼうの中身と玉ねぎをみじん切りにする。 ⑤ボールに合い挽き肉と④、卵と塩、こしょうを入れよく混ぜ合わせる。 ⑥③の中に⑤を詰めていく。 ⑦鍋に水を入れ沸騰させ、そこに酒、砂糖、しょうゆ、みりんを入れる。 ⑧⑦の中に⑥を入れ蓋をしてごぼうが柔らかくなるまで40分くらい煮込む。 ※沸騰するまでは強火、その後中火にする。 ⑨⑧を一晩寝かせ、翌日再度温めたら完成。 【美味しくつくるポイント！】 ・くり抜いたごぼうも細かく刻み合い挽き肉と混ぜることで食材を無駄なく使うことができます。 ・ごぼうは乾きやすいので、盛りつけ後に煮汁を少しかけることでツヤツヤに仕上がります。 —————————— 絶滅危惧レシピとは・・・ 山形に古くから存在する、ふるさとの味や伝統料理を絶やしてはいけない！という思いのもと、渡部有アナウンサーがレシピを教わり、実際に目の前で料理をしていくレシピ保管型料理企画です。 —————————— #岡の台ごんぼの肉詰め #伝統野菜 #肉詰め #山辺町 #絶滅危惧 #渡部有 #TUY