https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF14BF20U5A310C2000000/
兵庫県の第三者委員会、19日に報告書公表へ 告発問題で
兵庫県の斎藤元彦知事が内部告発された問題を巡り、県は14日、弁護士6人で構成する第三者委員会が19日に報告書を提出すると発表した。第三者委は、県議会が設置した調査特別委員会（百条委員会）とは別に調査を進めてきた。元県幹部の男性職員（2024年7月に死亡）が作成した告発文書に記載があるパワハラなど7つの疑惑と、告発を受けた県の対応について取りまとめる方針だ。
第三者委は、県が24年5月に元幹部を懲戒処分にしたことを受け、中立性の高い調査を求める県議会が設置を要請。同年9月に初会合を開き、資料の収集や関係者への聞き取り調査を進めてきた。
この問題を巡っては、百条委が今月4日に調査報告書を公表。告発対応を「客観性、公平性を欠き、大きな問題があった」「違法状態が継続している可能性がある」と結論付け、斎藤氏の言動についても「パワハラ行為と言っても過言ではない不適切なものだった」とした。
