「バス手配忘れでウソ手紙」事件、悪いのは本人だけか 不祥事における組織・上司の問題
2014年4月末に発覚した、大手旅行代理店の男性社員A(30歳)による不祥事。高校の遠足向けバス11台を手配し忘れたことに気づいたAは、
遠足を中止させてミスを隠そうと、同校生徒を装って「遠足を中止しなければ私は消える」などと自殺をほのめかす手紙をでっちあげた。
そして、遠足前日に同校を訪問し、「校舎の入口で拾った」と言ってその手紙を届けたが、結局、学校側は遠足を決行。当日になって、バスの手配ミスが明らかになった。
このニュースに接した人は、誰もが耳を疑い、「なんてバカなことを」とあきれ返っただろう。
Aの行動はあまりに短絡的かつ身勝手であり、多くの高校生の気持ちと勤務先の社会的信用を深く傷つけてしまった
Aは会社を懲戒解雇され、偽計業務妨害容疑で警察に逮捕された。自分が犯した罪の重さを痛感し、更生してもらいたい。
https://www.j-cast.com/kaisha/2014/05/14204476.html?p=all