
「鉄人」、佐渡で競う
佐渡島全域を舞台に水泳、自転車、ランニングの3種目で競う
「2017佐渡国際トライアスロン大会」が3日に開かれ、約2100人が体力の限界に挑んだ。
今回で29回目。総距離236・2キロ(水泳4キロ、自転車190キロ、ランニング42・2キロ)の
Aタイプは国内のトライアスロン大会で最長とされ、延べ約3000人のボランティアが大会を支えた。
競技は真野湾での水泳でスタート。陸に上がり自転車へと移ると、沿道から選手たちに
「いってらっしゃい、気をつけて」「頑張れ」と声援が送られ、
選手たちは海岸沿いや黄金色に染まった田園風景の中を駆け抜けていった。
総距離131・1キロのBタイプ男子を制した東京都西東京市のトライアスロンコーチ河原勇人さん(39)は、
前回大会のAタイプ男子に続き2年連続の優勝を飾った。
河原さんは「島を挙げてのパワーが、苦しいところでプッシュしてくれる。それが佐渡の最高の魅力」と笑顔で話していた。
http://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/news/20170904-OYTNT50379.html