
【ソウル時事】韓国の文在寅大統領の特使として訪日し、帰国した文喜相国会議員は20日、「韓日首脳が頻繁に早期に会うことが極めて重要だと提案したのに対し、安倍晋三首相をはじめ会った方々がそろって歓迎、
支持する意向を示した」と述べた。
その上で「韓日関係が停滞状態から新たな関係に向かうモメンタム(機運)、転機が整った」と成果を強調した。ソウルの金浦空港での発言内容をYTNテレビが中継で伝えた。
慰安婦問題をめぐる日韓合意については「『破棄しよう』とは言わなかったが、大部分の国民が情緒的に受け入れられないということを明確に伝え、これを『理解する』という意味に受け取れる発言を聞いた」と説明。
「再交渉というよりは、未来志向的に賢明な形で克服していこうということで意見の一致を見た」と語った。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170520-00000091-jij-kr