DDT29日の東京ドームシティホール大会で、青木真也(39)がセンダイガールズの橋本千紘(30)に敗戦を喫した。
11月のONEシンガポール大会でザイード・イザガクマエフ(ロシア)に1RTKO負けを喫して以来のリングとなった青木は、
かねて対戦を熱望していた橋本と激突。序盤から緊張感あふれるグラウンドの攻防を展開した。
青木は胴締めスリーパー、腕十字と得意の寝技で橋本を追い詰めたが、ロープに逃れられてしまいギブアップは奪えない。
サイドに抱えられて強引に持ち上げられると、強烈な投げ捨て式パワーボムでマットに叩きつけられる。
そのまま一気にオブライト(原爆固め)で3カウントを奪われた。
完敗の青木は「負けた…クソ! 何かわかんないよ。最後何? 最後わかんない。強かった! やられました。2023年、何か返せるように頑張っていきます。ありがとう、強かった!」と対戦相手を称賛。
一方の橋本は「勝ったのに、どこかまだ悔しくて。こういう思いは、里村明衣子と戦って以来。
私は体力的にも精神的にもプロレス界で誰にも負けない、それくらい練習して自信をもってやっているので。
このリングでもっともっと自信をつかんだので、青木選手、まだまだ足りないです。これからもたくさん強くなりたいのでよろしくお願いします」と再戦も熱望していた。